さぶとめ

かきとめのサブ

生活必需品は人生の主人公ってLilかんさいさんに伝えたいだけだよー

 

 

自分は過去形現在形問わずりとる担の知り合いが割といる方だ。たまに香ばしいオタクを見つけては潜ってみたりすることもある。

今回の騒動で「Aぇ担は表垢では静観している人が多いけどりとる担は表垢でお気持ちを〜」というツイートを見かけた。

これについて、他担の私ですら「そりゃブチ切れて当然だよ」と思ってしまった。

 

 

りとる担はLilかんさいを「生活の一部」ではなく「生活」にしなくては成り立たない生き物だから。

 

 

 

自分は関西担なりに多少の知識があるとはいえりとる担ではない。様々なりとる担を観測した経験値をもとに書くが、事実と異なる点があったら申し訳ないと先に謝っておく。あと普通に転売事情含めたゲスい内容も含まれるのでそこら辺にご理解がない場合はブラウザバックを推奨する。他担がわかったような素振りで書くなよ!といった意見は受け付けていないので自衛をお願いします。

 

 

まずLilかんさいのファン層は

学生or社会人

高収入or無銭

に二極化している。のを肌で感じる(気がする)

 

①社会人×高収入

ジャニオタ玄人。あけおめみたいなキャパが大きい公演は全公演行くし平日で小規模で相場が高かろうが1公演は行く。平日も融通が効くシフト制の仕事に就いている人が多い。

 

②社会人×無銭

ジャニーズ&非ジャニーズ問わずほぼ掛け持ち。8割方なにわ・Aぇ・セクゾ掛け持ちで構成されている。興味があるままフェードアウトし「もう成人!?」といった反応をする。

 

③学生×高収入

はっきり言う。P活。夜職。たまに親金。最前じゃない席は席ではないと狂った思考を持っている者も少なくない。息を吸うように名義を増やす。正直他担に比べてこの割合が異常。

 

④学生×無銭

キッズ。現場が当たらないので1年過ぎて残っていたら玄人。すぐ忍者に降りる。ぼくサバ時期は特に忍者への担降りを多数観測した。檜山が人気。

 

正味どのジャニーズのファンもこの掛け合わせで語れてしまうが、りとる担はこれがとにかく極端。現場に行けるライト層はほんの一握りだし、当たらなければ他に目移りして降りてしまう。当たらなくても意地でも会いたい!となったらお金を払うしかない。また会いたい!お金を払う、その頻度が増え……言い方は悪いが◯物乱用のそれだ。

 

 

これだけあって彼女達は金銭感覚が異常である。

異常である。

まず素人のジャニオタはりとる担を見てはいけない。

キラキラしているからといって近寄ってはいけない。

 

第一に、彼女達はなにわ男子のツアーバックを乗り越えている。

りとる担は諭吉ウン十枚を消費する。なにわ男子の公演で。もう一度言う。

”なにわ男子の公演で”

だ。

 

正直入場するだけなら8枚あれば足りる。が、彼女たちは入場で終わらない。彼女達は何の為になにわ男子の公演に行くのか?そう、ファンサをもらう為。

「ファンサなんてりとるのライブで貰えばいいじゃんw」

と思ったそこの貴方。そんなに甘かったらこんな記事を書けるほどトチ狂った金銭感覚のりとる担は生まれない。なにわ男子の公演は貴重な”うちわを出せる現場”だからだ。

うちわを出せる現場????

デビュー組担には理解し難いかもしれないが、関ジュ担にとってうちわを出せる現場は喉から手が出るほど欲しい現場である。

関ジュを通っていない方向けに念の為簡単に説明しておく。関ジュはそれぞれのグループが持ち回りで春と夏に松竹座で公演をする。春と夏どちらも同じメンバーということは基本ないが、それでも年に1回はお世話になる会場である。

Lilかんさいは2019は夏松竹の少年たち(メインなにわ男子)2020は配信だがドリアイ、2021は春松竹のAnother、2022は春松竹のぼくサバ実演と夏松竹のスペジャニ、2023は春松竹のスプパラと夏松竹のAnother(5人中3人だけ)と結成から5年連続何かしらの公演をしている。

松竹座は舞台もライブもやる。どちらかというと舞台が多めだが。舞台でも本編の後に必ずショータイムというミニライブがあるのだが、残念ながらそこでうちわを出すことはできない。松竹座でのうちわ禁止は2015年から。まぁライブパートがあるとはいえそもそもが舞台だし舞台にうちわはダメだよね、という至極真っ当な理由ではあるが。

とはいえ、ライブをしてくれるのであればそりゃファンサが欲しい。花道に客降りしてくれるのなら尚更。

ただし、ぶっちゃけうちわがなかったら全員ただの清楚なジャニオタにしか見えない。揃いも揃って砂系。これが単独ならまだしも合同ならペンライトでの判別すら難しくなる。

ただペンラを振っているだけでありきたりのファンサをされる松竹座、カンペうちわで手っ取り早く自分の為のファンサを貰えるライブ。

Jr担なら迷わず後者を取るのだろう。

 

うちわもねぇ、あけおめ以外のうちわ現場もねぇ、俺ら、ツアーバックにさ行ぐだ!!

 

と言った流れでなにわ男子のライブに参戦することになる。

が、これで終わりではない。

肝心のファンサをもらう為にはどうしたら良いか?

ここで熾烈な戦いが始まる。自担の外周の立ち位置を曲ごとに把握し会場内で必死にチケットを探す。無論スタトロなんかに乗るわけがないので求めるのはアリーナとスタンド前列のチケット。自担のその立ち位置での曲が終わったらアンコールの立ち位置のチケットを探す。その相手は関ジュ担ではなく天下のなにわ男子担。

あり得ない人にはあり得ないかもしれないが、これがリアルである。1公演ならともかく、各地のライブに入るとしたら莫大なお金がかかる。1公演立ち位置にいたとしてもファンサが貰えるとは限らない。そりゃ同担は同じ立ち位置に入るのだから必然的にライバルは増えてしまう。ファンサ貰えなかった…次も行かないと…とループにハマり、莫大なお金をかけて全公演回ったものの次のライブでは忘れられている。これが日常だ。

定期的に掘り起こされる(のか?)2022年の夏にバックと松竹組が入れ替わりだったことの悲惨さがこれでよくわかるだろう。

 

正直100歩譲ってこれは無所担ならよくある話である。

これに加えてJrの中でも人気が高く立場もそこそこ上なLilかんさいには”単独ライブ”が存在する。この単独ライブもシビアである。ファン数的には妥当か少し足りないくらいのキャパかもしれないが、該当名義ですら本当に当たらない。

それはそう。1人が何十、時には何百もの名義で申し込みをする。それも2枚で。自分の該当名義と友達から何とか寄せ集めた名義で戦うキッズがまともに戦える訳がない。

当たらないなら何故キャパを増やせないか?みんなが当たるようなキャパのライブをしたところで今度は人が入らないからである。ただでさえ会場不足の今、そんな勿体無い役がJrに回ってくる訳が無い。

そしてオタクは、当たったら全て入金し、悪い座席は売り良い座席を買い直す。これを何公演も繰り返す。

リアルな数字は書かないがXで「Lilかんさい (公演名) 譲」で調べたら「う、うわぁ…」となるはずだ。最後列の端っこですら他担がノリで行ける値段ではない。

今残ってるオタクは勝たんからのオタクが多い気がするのでその翌年の2022年の現場を取り上げると

 

・狼煙(オリ劇の負債を引きずったままAぇ担と格闘)

・(嶋﨑當間)笑劇(年明け直後に相場暴騰、京本の舞台ばりだった)

・ぼくサバ実演(東京公演は忍者のオタクと格闘、これは割とマシ

・WESTミクジュバック(事務所からの公式発表がない集団コロナ感染。急きょバックがアンビになる)

・ジャニエク(チケアプリの波乱。キャパ狭&過小日程で高騰)

・18祭(2日目にAぇが出て見せどころ減る。一部のオタクブチ切れ)

・スペジャニ(前半日程一部中止による負債に泣かされるオタク多数)

・なにわ1stコンバック(特に夏松竹終了後の読めないローテ。中止延期の影響で11月まで夏が終わらなかった)

ドリライ(野外の地獄)

・(嶋﨑)波濤(キャパが多すぎる&東京公演なしの影響で逆に負債に)

・フレッシュライブ(ジャニエクよりマシな地獄)

・カウコン(お疲れ様でした、では片付けられない初カウコンでキンプリ事変による暴騰)

 

これを書いたの、他担である。書きながら怯えた。1年でこれを全て乗り越えるの、無理だ。単独ライブをやる人気があるグループがなぜ今をときめくなにわ男子のバックをやらされているのか意味がわからない。本人達も大変だが正直オタクの方が地獄だ。

 

正直アンビも先輩のバックに単独に…と同じように大変だが、エイトから降りてきたりWESTから降りてきたりと常識的に取捨選択できる大人が多い。あとはファンに対する掛け持ちAぇ担なにわ担の割合も多いから1公演ずつ入るなど割と現実を見てやりくりをしている(そうではない人もいるが…)

 

一方Lilかんさいは取捨選択を知らない狂った子供が本当に多い。

 

本当に書きたくないが未成年ながらに夜職に走る子を何人も見た。

身を粉にして働いたお金で買った最前や花横でファンサがもらえず本人の機嫌が悪いからと割り切ってる子を何人も見た。

ボイビ担が羨ましい、アンビ担が羨ましい。ずっと一途に追い続けて、初めての現場で自担が近くに来て必死にアピールしてもダメだった彼女の横で、にわかに好きなだけのアンビの彼からファンサを貰った時どれだけ申し訳なかったか。

身を粉にしてまでも働いて、会いたいと思わせるだけの魅力があるというのに。

 

 

それでも貴方は、自分がただの人生の脇役と言えますか?

 

 

 

 

続くかもしれないし続かないかもしれない